ちょっぴりモッド、時にはマージ・ビート、微妙な味わいがお気に入りのルーレッツ。
オススメ度:★★★★
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当初はアダム・フェイスのバック・バンドだったのだが、
後に並行してルーレッツとしても単独で活動していたらしい。
そしたら、意外(?)にこんなカッコイーバンドだったのでした。
メンバーはギターのラス・バラード、
サイド・ギターのピーター・ソープ、
ベースのジョン・ロジャース。
そしてドラムのボブ・ヘンリットからなる4人組。
ポイントは、当初のベース・プレイヤーであるジョンが交通事故死。
その代わりにジョン・ローガンが加入した。
この男のクレジットはジョン・「モッド」・ローガン。
ちょいとポップなバンドのサウンドにモッドな感覚を持ち込んだのである。
...とは言っても、
R&Bバンドというよりは、どちらかといえばポップ寄りなバンド。
オリジナル曲などは、やはりマージービート調。
なかなかのセンスを見せるが、黒っぽいのを期待すると物足りないかも。
残念ながらヒット曲もないし、ほとんど知名度もないので語られる機会が少ないけれど、
おいらはこのマージ・ビート風モッドのなんともいえない味があるんで気に入っている。
こういったバンドがいるからブリティッシュ・ビートはやめられないのだ。
しかしほとんど売れなかったために、ルーレッツは解散。
ラス・バラード、ボブ・ヘンリットはその後ユニット・フォー・プラス・ツーに加入、
その後二人はアージェントにも参加。
ボブ・ヘンリットはキンクスにも参加してたりします。
他の二人はとりあえず引退してしまったそうな。
しかし、最近はライヴでボチボチ活動しているそうな。
機会があれば見てみたいな。
●なにげにキマッてますな!
ルーレッツのお奨めアルバムはコレ。
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STAKES AND CHIPS 田舎もんが(失礼!)モッズにあこがれて、モッズっぽくきめてみました...ってな1枚。 チープなインストがなんとも捨てがたい。 なにげにお気に入りな1枚なのだ。 |
ルーレッツ単独のオリジナル・アルバム、ディスコグラフィー。